古代中国の伝説的皇帝に、炎帝神農という存在があります。
神農は医療と農耕の知識を古代の人々に広めた存在であると伝承されており、その名は最古の本草書『神農本草経』(しんのうほんぞうきょう)の書名にも冠され残されている。
神農 - Wikipedia
神農は、薬祖神として日本でもたびたび祀られ、薬品を扱う人々に崇拝されてきました。
そんな神農が食していたのが、茶とされています。茶の効用によって、身体に溜まった毒をデトックスしていたとか。
あくまで伝説上の皇帝ではありますが、茶を薬とする後世の史料を読み解くにあたって、不可欠な存在。当ブログでは、神農を起点に茶のルーツを考えて参ります。