RPT-004 竹供養@大安寺
中国故事にちなんだ法会で、日本酒をいただいて参りました。
この日は移植が難しい竹の植え替え日といわれています。
中国の古書に
「この日は竹が酒に酔っていて移植されたことに
気づかないから」と記されていたことに由来するようですが
根拠は不明です。
もしこの日に竹を植えられなくても、
「5月13日」と書かれた紙を竹に貼るだけで
同様の効果が得られると言われています*1
この法会では、虚無僧もお出ででした。もとは普化宗という禅宗の一派でしたが、現在では臨済宗の寺院を間借りするかたちで復興されています。
明治4年(1871年)、明治政府は幕府との関係が深い普化宗を廃止する太政官布告を出し、虚無僧は僧侶の資格を失い、民籍に編入されたが、明治21年(1888年)に京都東福寺の塔頭の一つ善慧院を明暗寺として明暗教会が設立されて虚無僧行脚が復活した。*2
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