2018-05-21 ESN-004 醍醐 大和で生まれた叡尊は、京都の醍醐寺で仏の道へと入りました。叡賢阿闍梨から一字取り、「叡尊」と名乗ることになりました。 醍醐寺は、叡尊の80歳先輩にあたる重源も修行した密教寺院。重源は勧進聖として活躍し、東大寺再建を果たしました。 東大寺の施設の再建や管理維持のための役職として大勧進職は継続され、栄西(2代目)・行勇(3代目)・円爾(10代目)・忍性(14代目)・円観(24代目)らが任命され*1 重源を初代とする東大寺大勧進職には、14代目に忍性が任命されています。忍性は叡尊の弟子であり、叡尊の活動に欠かせない影響を与えた人物でもあります。 重源 - Wikipedia 忍性 - Wikipedia 世界遺産 京都 醍醐寺 醍醐寺 - Wikipedia *1:勧進 - Wikipedia