茶祖叡尊の足跡をたどるには、何を使えばよいのでしょうか? 寺社に遺る伝説もそのひとつですが、幸いなことに叡尊の場合は日記が遺されています。
手づくり市や数珠繰りで有名な、百万遍知恩寺にて一大フェスのMeet Upに参加させていただきました。
中国故事にちなんだ法会で、日本酒をいただいて参りました。
茶は当初より、禅と表裏一体だったのでしょうか? 鎌倉時代の傑僧を見ると、少しイメージが変わってきます。 会費制の結婚式や1.5次会、海外挙式後の帰国後パーティなら【会費婚】
毎年6月1日は、宇治茶の新茶献茶式。宇治の産土神である宇治上神社にて、斎行されています。神前への献茶を担うのは、瑞芳菴流煎茶道家元。宇治茶業界の錚々たる参列者が見守るなか、奉献されます。
聖武天皇勅願寺。奈良は王龍禅寺へ参禅してきました。 まるで、山ひとつが行場だったような世界観。江戸時代に再興されてからは黄檗宗ですが、かつては密教色の濃い山寺だったようです。御本尊は、十一面観音菩薩。磐座かと思しき巨岩に彫られた、摩崖仏です…
栄西の後の世代には、華厳教学の明恵がいました。言わずと知れた栂尾高山寺の茶園の祖です。
また、神農はスクナヒコナと同様の「薬祖神」ではあっても、スクナヒコナが属する「ノガミ(野神)の系譜」には含まれていません。
京都市内で残存する数少ない、丈六阿弥陀如来坐像の御前で、開莚させていただきました。本堂脇、デッドスペースだった場所をお借りし、客座より拝せる席として再活用。外陣最前列にあたり、実は正面よりもダイナミックに御姿を仰げるアングルでした。
では逆に、「薬祖神」である神農とスクナヒコナの違いとは、何なのでしょう? それはもちろん、記紀による日本神話への登場の有無があります。ですが、それ以外にも大きな差異があります。
天台教学のなかにも禅はあり、中国天台の祖・天台智顗は禅を実践していました。 智顗(ちぎ、拼音: zhì-yǐ、538年 - 597年) は、中国の南北朝時代から隋にかけての僧侶。天台教学の大成者であり、天台宗の開祖であるが、慧文、慧思に次いで第三祖ともされて…
叡尊が生まれたのは、建仁元年。建仁寺の「建仁」です。言わずと知れた臨済宗大本山ですが、建立された元号から名付けられております。 建仁 - Wikipedia
江戸時代を終えるまでの長い歴史の中で、医薬の主流だったのは今でいう漢方医学でした。ところが明治を迎えると、神仏分離令だけでなく、漢方医学も不遇の時代に入ってしまいます。
「薬祖神」と言えば神農なのか、スクナヒコナなのか?なぜ、このような”ブレ”が生じたのでしょうか?
大和で生まれた叡尊は、京都の醍醐寺で仏の道へと入りました。叡賢阿闍梨から一字取り、「叡尊」と名乗ることになりました。
「薬祖神」とは、神農のことなのでしょうか?これまで、神農を祀る神社を数社概観してみました。しかし、そのなかには神農ではなく、スクナヒコナを祀るところもあります。神としての性質は似ているのでしょうが、なぜこの名称の違いがあるのでしょうか?
5月は、次の日程で開講致します。
1600年頃に出版された、ポルトガル語の日本語辞書。茶話第五話のために、目を通しております。宣教師たちが見た当時の日本の姿、実に興味深く記されています。 全六回の連続茶話。第五話は、いよいよ今週土曜日。上の辞書を用いながら、ニュースで話題にもな…
薬売りや医学関係者の崇拝対象だった神農。いつから祭祀されるようになったのでしょうか。
叡尊が生を受けたのは、現奈良県郡山市白土町と考えられています。 建仁元(1201)年5月、大和国添上郡箕田里が出身地だと、自ら記した叡尊。*1割書きには「近年号敬田院」と添えており、出生地には敬田院と呼ばれる寺院があったことがわかります。 さらに詳…
薬売りや医学関係者によって祭祀される神農。さらに詳しく見ていくと、近代まではごく一般的な風習だったようです。
薬問屋の多かった東京日本橋には、薬祖神が祀られていたようです。
思圓房叡尊。後に、興正菩薩とも称されました。 今の奈良県大和郡山市で生まれ、鎌倉時代に活躍した密教僧。著名な鎌倉仏教者の影に隠れてしまいがちですが、彼の功績は決して無視できないものです。 日本の仏教界において戒律復興運動に励み、不殺生を貫く…
5月5日(土)、NHKでこんな番組が放映されました。 www.nhk.or.jp 宇治茶のブランドと、宇治の水脈のお話。まさに、当ブログで取り上げている「茶祖叡尊」(ESNシリーズ)に関係しております。
東京の学問の聖地では、医学関係者による「神農祭」が斎行されているようです。
宇治の事。 宇治は、人の往来が盛んな地です。宇治橋を渡れば、京都大阪奈良の行き来が、すごく楽。だから、宇治川に橋を架けることが大事でした。 これは、そんな宇治橋にまつわる一大プロジェクトのお話。奈良生まれ、鎌倉時代の高僧が築いた、宇治のイメ…
長崎県の松森天満宮では、「薬祖神祭」が斎行されているようです。
全六回の連続茶話。次回(5月19日)で、いよいよ五話目。ニュースで話題にもなった「先斗町」にも、触れてまいります。 京都・先斗町の語源、広辞苑に新説 ポルトガル語説変更 : 京都新聞 ご参加希望の方は、こちらよりお申込みお願い申し上げます。 goo.gl …
天平時代創建、金剛寺様の「お寺まるごとフェスタ」で、開莚させていただきます。 金剛寺 (京都市東山区五軒町) - Wikipedia 会場は本堂。丈六の阿弥陀如来坐像を拝す席を、予定しております。 お茶席ご参加ご希望の方は、こちらよりお申込みをお願い申し上…
大阪の堺市には、足利義満ゆかりの神農を祀る神社があります。